なぜエンパスは変な人に絡まれやすいのか?当事者が検証してみた

Fuu

「エンパス 変な人に絡まれやすい」という検索ワードがあるようです。

「そうか、私だけじゃなかったか…」とちょっと安心したエンパス当事者の当ブログ管理人です。

変な人という表現が適切であるかは分かりませんが、ちょっと対応に困る方に声をかけられて困った経験、「私ってエンパスかも?」と思っている方なら誰もがあるのではと思います。

今回は自分の経験やエンパスのクライアント様から聞いた話を基に、どうしてエンパスは対処に困る方に声をかけられるのか、その理由を検証し、私がしている対処法もお伝えしたいと思います。

目次

エンパスが声をかけられやすい理由

エンパスが対処に困る方に絡まれやすい理由には以下の4つがあると考えています。

見た目が優しそう

「絡んでくる」と言いたくなるような方々は自分が声をかけても無下にしない人をしっかりと見極めています

全てのエンパスの方が見た目が優しいとは限りませんが、見た目だけでなく出している雰囲気やオーラが優しそうで人を邪険に扱わなさそうなことはエンパスが対処に困る方に絡まれる理由の一つだと思います。

NOと言うのが苦手

見た目が優しそうなだけでなく、 エンパスの方は実際にNOと言うのが苦手なことが多いです。

理由は

NOと言われた時の相手の気持ちを自分のもののように感じるから。
 また、その気持ちを自分が味わいたくないので無意識にNOというのを避けてしまうから。
相手との境界線が薄いので、頼まれたことも自分のことのように対応してしまうから。
困っている人や立場の弱い人は助けたいと本能的に思ってしまう気質だから。

などがあると私は考えています。

ですので、エンパスでない方であればあっさりとNOと言ったり無視しているところを、NOと言い切れずに相手に押し流され「絡まれている」状況になってしまいます。

例えば、自分の経験では宗教の募金や勧誘、ネットワークビジネスの営業、様々な事情で通常のコミュニケーションが難しい方などがこれに当たると感じています。

人を助けなければと思っている

上の2つと重複するところもありますが、エンパスの方は基本的には心優しく、困っている人や立場の弱い人は助けるべきだと無意識に思っている方が多いです。

ですので、多くの人が無下にしがちな「対応に困る方」に同情したり、正義感を感じてきちんと対応した結果、「絡まれる」状況になってしまいます。

実は逆エンパスである

最近ではエンパスだけでなく「逆エンパス」という言葉も聞くようになりました。

逆エンパスとはエンパスのように他者のエネルギーを吸収するだけではなく、自分が強く広いエネルギーを発して、そのエネルギー内にいる人たちの気持ちに影響を受けたり、それらを自分のもののように感じることができる人たちのことを指します。

上にあげたような対応に困る方だけでなく、職場の同僚や学校の友人など、他の人は普通に接している人から突然不本意な理由で絡まれた場合、実はあなたは逆エンパスであることを疑ってみてもよいかもしれません。

なぜなら、逆エンパスは自分がエネルギーを発しているので、あなたのエネルギーも無意識の内に他者のフィールドに侵入して影響を与えており、それが相手の何かに触れてしまった可能性があるからです。

それは決して悪いことでも自分を責めなければいけないことでもなく、ただその状況に気づくこと変化を起こしていける可能性があります。

エンパスが変な人に絡まれないための対処法

私自身は最近は自分自身を「吸収する傾向が強いけれど、ややエネルギーも発しており、人に与える影響も実は割と強い逆エンパス傾向もあるエンパス」だと認識しています。

そんな私が上のような「対応に困る方」に絡まれた時、もしくは絡まれないようにしている対処法をご紹介します。

とにかく無視して逃げる

これは街や公園で声をかけてくる募金や宗教の勧誘、セールス、ナンパなどに使っている対処法です。

とにかく目を合わさない。

声をかけられても「あ、大丈夫でーす」と言って逃げる。声を発すると引き込まれそうだったら完全に無視するなど、逃げ切る作戦です。

街で声をかけられた程度であれば、この対応でほとんど解決できます

とはいえ、それがやりにくいのがエンパスなのですが、ここは一歩割り切る必要があると私は考えています。

爽やかに「大丈夫でーす!」と言って逃げ切れば誰も悪い気はしません。そして、そもそも勝手に声をかけてきているのは相手なので、あなたに答える義務はありません。

NOということを自分に許可して、さらりと逃げ切りましょう。

感じの悪い人になることにOKを出す

エンパスは反射的にいい人になりがちです。

悪い人になりきれなかったり、なってはいけないと思っている場合もありますし、なってしまった後にものすごく自己内省をしてしまったりもします。

それは決して悪いことではありませんし、よい気質でもありますが、自分を守るためには感じが悪い人になる必要があることもあるし、なってもよいのだとまず自分自身が納得することで、上のような「無視して逃げる」こともできるようなります。

まずは、自分が少し「感じの悪い人」になったなと思った時に、自分を責めず、そんな自分にもOKと言ってあげることから始めましょう

自分の状態を良くしておく

対処に困るような方に絡まれないためにも自分の心身の状態を良くしておくことはとても大事です。

同じような人に絡まれた時でも心身の調子が良い時にはすっとかわすことができるけれど、そうでない時には相手に押し流されてしまった経験はありませんか?

私は結構あります(苦笑)

また、人は得てして自分の発しているエネルギーと同じ波長の人を引き寄せるものです。

心身の調子を崩しやすいエンパスだからこそ、常日頃からのセルフケアで自身の状態をよくしておくことは妙なトラブルに巻き込まれないためにとても大事です。

カウンセリングなどで客観視する

エンパスは自分の感情も他者の感情も深く感じ取っているので、感情に巻き込まれて客観視できなくなってしまうことがあります。

客観的に見れば本当はNOと言っても全然おかしくない場面でも相手の気持ちの方を考えてNOと言えなかったり、客観的に見ると自分が少し相手に干渉しすぎていることに気づけなかったりもします。

(なぜなら、エンパスにとっては相手も自分だから。でもエンパスでない相手からすると「なんでこんなに私のことに入ってくるの?この人」となってしまうことがあるのです。)

そんな時、ニュートラルな姿勢で共感的に話を聞いて整理してくれるカウンセラーやセラピスト、ヒーラーなどに相談することで、自分の中の感情の混乱が整理され、客観的に状況を見ることができるようになります

エンパスがこの世界で上手に生きていくためにはこの客観視の能力はとても大事です。

よいカウンセラーやセラピストの元でカウンセリングを受け続けることでその客観視の能力を付けることもできます

私自身も大学時代から20代にかけて、エンパス特有の混乱が激しかった時期には信頼できるカウンセラーさんについてもらっていました。

まとめ

以上がエンパスである私自分の体験やその他のエンパスのクライアント様から聞いた話を基に考察したどうしてエンパスは対処に困る方に声をかけられるのかの理由と私が実際にしている対処法でした。

簡単にまとめてみましょう。

・エンパスが変な人と言いたくなるような対応の難しい方に絡まれやすい理由は
見た目が優しそうだから・NOと言うのが苦手だから・人を助けなければと思っているから・実は逆エンパスだから。

・自分の体験から有効だった対処法は
とにかく無視して逃げる・感じの悪い人になることにOKを出す・自分の状態を良くしておく・カウンセリングなどで客観視する

このブログではエンパスの方が楽に自由に生きるための情報を発信しています。引き続き、お付き合いいただければ幸いです。

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