私、人混みに入ると他の人の感情がどっと流れ込んできて
すごく疲れたり、急にイライラしたり悲しくなったりして混乱するんです。
これってどうしてですか?何か解決法はある?
私もエンパスで同じような体験がたくさんあるのでよくわかります!
この記事ではどうして私達エンパスは人の感情が入ってくるように感じるのかと自分でできる対策法をご紹介します。
エンパスに他者の感情が入ってくる仕組み
エンパスが他者の感情が流れ込んでくるように感じる仕組みにはいくつかの説明ができます。
今回はエンパスについての著書も多数出されている精神科医のジュディス・オルロフ医師の説明を参考にしながら、自分の体験や日本でよく見る仕組みの説明も含めてご紹介していきます。
ジュディス・オルロフ医師の『LAの人気精神科医が教える共感力が高すぎて疲れてしまうがなくなる本』はエンパスの必読書ですので、ぜひ読んでみてください。
ミラーニューロンが過活動である
人の脳の中には共感や思いやりを担っているミラーニューロンという神経細胞があります。
この神経細胞は自分が行動している時にも他者が行動しているのを見ている時にも同じように働きます。
このミラーニューロンがあるから私たちは他者の感情を反映することができたり、他者の喜びや恐怖、痛みを共有することができるのです。
このミラーニューロンは誰にでもあるものですが、エンパスはこのニューロンが過活動であると言われています。
電磁場が情報を伝達する
私たちの脳や心臓は電磁場と呼ばれるエネルギーのフィールドを持っていると言われています。
ここに私たちの感情や思考に関する情報も含まれているのですが、これをエンパスの方が察知しているという可能性もあります。
これはエンパスがHSP(ハイリ―センシティブパーソン)と呼ばれる電磁波にも敏感な人たちの一部であることからも考えられるでしょう。
日本で言われることの多いエンパスは「気」を察知しているという説明もこのエネルギーフィールドを通しての情報の伝播を「気」という言葉で表現しているのかもしれません。
私の体感としても、人混みに入ると自分の周り(エネルギーフィールド)からじわじわと人のエネルギーが沁み込んできて、気づいたらどっと疲れたり、気持ちが重たくなっている、という感覚です。
科学的にはここから明らかになってくる説明ではありますが、可能性の一つとしてはありそうです。
共感覚を持っている
人の中には共感覚と呼ばれる感覚を持っている人がいます。
共感覚は脳の中で2つの異なる感覚が一つになっている神経の状態です。
共感覚を持つ人の感じ方はその方によって違いますが、音楽を聴いていると色が見えたり、辛い物を食べるとトゲトゲしているものを持っているように感じたりと、一般的に使われる五感とは別の器官を使ってその対象を認識することができます。
有名な共感覚の持ち主には物理学のリチャード・P・ファインマンがいます(Wikipedia)。また音楽家などにも共感覚を持つ人が多数おられます。
この共感覚の中でも「ミラータッチ共感覚」というものがあり、この共感覚がある人は他人の感情や感覚を自分の身体で感じとることができるそうです。
これはエンパスの方が体験されている現象とも近しいものがあり、ジュディス・オルロフ医師もウェブサイトで説得力があると言われています。
感情が入ってきた時の対処法
続いて、他者の感情が入ってきた時の対処法をご紹介します。
基本的なエンパスのセルフケア法と重なっていますので、過去の記事で役に立つものもご紹介しています。
その場を離れる
まず、一番効果的な対処法は可能であれば、その場を一度離れることです。
一度一人になれる場所や公園などのスペースがあり、自然の多い場所に行き、自分の気持ちやエネルギー体を整えましょう。
無意識に活動してしまうミラーニューロンは仕方ないので、反応してしまったミラーニューロンを落ち着けるようなイメージです。
(あくまでもイメージです)
気持ちやエネルギー体の整え方には以下のようなものがあります。
・深呼吸をする
・ボディスキャンをする
・自分の身体の周りをぱっぱと払う(ほこりを払うように)
・必要なフラワーレメディを飲む
・浄化スプレーを使う
・水を飲む
・センタリングをする(自分の中心と繋がる)
おススメのレメディや人の多い場所での自分の心身・エネルギー体の整え方はこちらの記事↓でご紹介していますので、よろしければご一読ください。
手軽にシュッシュと使える浄化スプレーはこちらをおススメしています。
センタリングする(自分の中心と繋がる)
その場を離れられない場合は、その場で呼吸や自分の身体に注意を向け、センタリング(自分の中心と繋がる)することをおススメします。
自分の中心が分からない時は足の裏に注意を向ける(グラウンディング)もおススメです。
他者の感情が入ってくるように感じた時は自分の身体もなりがちですフラフラになりがちです。
センタリングやグラウンディングをすることで、自分のエネルギー体を強化することもでき、他者から流れ込んでくる感情からの影響を少なくすることもできます。
できれば、人混みの中に入る前にこれをすることができると影響を最小限に抑えることができます。
お風呂に入る
家に帰ったらシャワーを浴びたり、お風呂に入ったりして自分のエネルギー体についた他者のエネルギーを洗い流しましょう。
ある程度他者のエネルギーや感情の影響を受けることはエンパスにとっては避けがたいです。
受けた後にちゃんと対処をしておくことで、その影響を長い時間受けて立ち上がれなくなったり、やる気がなくなってしまうことを避けることができます。
境界線をちゃんと引く
これはセンタリングとも繋がるところですが、他者との境界をしっかり引いておくことで、ふいに人の影響を受けることを避けることができます。
街を歩いていて、子供たちの痛ましい写真を掲げながら寄付を求めている人の「助けてやってほしい」「寄付してほしい」という気持ちや写真の子供たちの悲しさや痛みや絶望に引っ張られて寄付してしまったことはありませんか?
居酒屋やカラオケのキャッチの勢いに負けて、話を聞いてしまったことはありませんか?
どれも悪いことではありませんが、それらに影響を受けすぎて疲れてしまう場合はしっかりと「境界線を引いてもいい」と自分に許可してあげましょう。
それでもなかなか境界線を引けない!という方にはこちらのヒーリングセッションでブロック外しも行っていますので、よかったらどうぞ。
私も毎日お風呂の中でブロック外ししています。
まとめ
以上がどうしてエンパスは他者の感情が流れ込んでくるように感じるのかと自分でできる対策法でした。
簡単にまとめてみましょう。
◆エンパスが他者の感情が入ってくるように感じる理由は
・ミラーニューロンが過活動だから
・電磁場の情報を感じとっているから
(電磁場を通して情報が伝わっているから)
・共感覚を持っているから
◆できる対処法は
・その場を離れて心身、エネルギー体を整える
・センタリングする
(自分の中心と繋がる)
・お風呂に入る
・境界線をちゃんと引く
このブログではエンパスの方が楽に自由に生きるためのコツをご紹介しています。よろしければ、こちら↓の記事もご覧ください^^
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