エンパスが「恋に落ちやすい理由」と「簡単に恋に落ちないコツ」

エンパスは恋に落ちやすい理由

エンパスが恋に落ちやすいという傾向はあるのではないかと私は考えています。

そう考える理由は

・エンパスは他者との境界線が薄い。
　なので、特に恋心など持っていなくても何かのはずみに相手に深く共感してしまう。

・深く共感してしまうと、相手のことを身近に感じてしまう

・その親密な感覚を恋心と間違えてしまって、片思いに入ってしまう

（エンパスでない相手はエンパスさんほど深く共感を感じておらず、
　気持ちを打ち明けると驚かれることが多くなる）

という流れを私自身も経験したことがあり、また同じような話をエンパスのクライアント様や友人から聞くことがあるからです。

本人がこの傾向に気づくことができれば、「これは自分が相手に深く共感した感覚であり、恋心に発展させなくてもよい」とセーブをかけることもできるのですが、多くのエンパスの方は傾向に気づいておられないので、そのまま無意識に恋心に発展させてしまい、自分の気持ちに振り回されてしまうのではと私は考えています。

エンパスが自分の気持ちに振り回される理由

エンパスでなくとも、恋に落ちてしまった時というのは自分の気持ちがコントロールできなくなるものです。

普段は冷静な友人が恋に落ちた途端、気持ちのアップダウンを繰り返したり、好きな人の話しかしなくなる様子を見たことは私だけでなく、あなたもあるのではないかと思います。もちろん、私自身がそうなった経験ももちろんあります。

特にエンパスの方は感情を体感を持って深く感じることができますし、気持ちを大切にしたいと感じる方も多いです。

それはエンパスの方の良い特徴の一つでもあります。

しかし、恋愛の場面になると、エンパスでない方でもコントロールが難しい溢れんばかりの相手を思う気持ちと、相手の反応次第での一喜一憂を深い体感を持って全身全霊でやってしまうので、それだけで疲れてしまって仕事や勉強などの日常生活に差し支えが出てくることもあるでしょう。

エンパスが簡単に恋に落ちない方法

エンパスが恋に簡単に落ちてしまわない方法は上にも書いたように「エンパスの特徴を良く知る」ことと「特徴で深く共感してしまった時にちゃんと気づく」ことです。

具体的にお話していきましょう。

エンパスの特性を良く知る

まず自分がエンパスであることを自覚し、エンパスの特徴を知ることから始めましょう。

エンパスの特徴についてはこちらの記事にまとめています。

特徴の中でも

・相手が感じていることが直観的に分かる

・人の話を聞いていると自分の気持ちと他者の気持ちの境界線が分からなくなる

・人の体験談を聞いているとあたかも自分も同じ体験をしたかのように体感を持って感じる

はエンパスがうっかり恋に落ちやすい傾向に影響していると思います。

特に３つ目の「人の体験談を聞いているとあたかも自分も同じ体験をしたかのように体感を持って感じる」は相手がただ自分の話をしているだけで、相手と一緒に同じ体験をしているかのように感じてしまうので、親密感を持ってしまいがちです。

自分はこういう特徴があるのだと知ることで、相手に共感できるという良い面を生かながらも、冷静さを保つこともできるようになるでしょう。

深く共感した時に気づく

エンパスの特徴を知ることは大切ですが、実際にそれが起きている時に「気づく」力も必要になります。気づくからこそ、恋愛感情に発展させる前に冷静になれるからです。

これは「メタ認知」や「アウェアネス」と呼ばれるスキルです。

この力はマインドフルネス瞑想やヨガでも養うことができますので、日常に取り入れることをお勧めします。

また、「なんだか自分の様子がおかしいぞ。また恋してるっぽい」と感じた時にカウンセラーやセラピストなどに相談することで、一度自分の状態を客観することができ、本当に自分がしたいと思う選択をすることもできます。

エンパスに理解があり、ニュートラルな姿勢で話を聞いてくれるカウンセラーやセラピストを選び、上手に利用していきましょう。

まとめ

以上が「エンパスが恋に落ちやすい理由」と「簡単に恋に落ちないコツ」のご紹介でした。

簡単にまとめてみましょう。

・エンパスは他者との境界が薄いので、簡単に相手に深く共感してしまう

・深く共感した感覚（親密感がある）を恋心と間違えて無意識に恋心に発展させてしまう

・それを繰り返さないためにはまずエンパスの特徴を知ることが大事。

・深く共感して親密感を感じている自分に気づけることも大事。

・「気づく力」を養うためにやヨガや瞑想が役立つ

・「自分なんか様子がおかしいな」と感じた時にカウンセリングなどで冷静さを取り戻すのも効果あり。

このブログではエンパスの方が楽に自由に生きるために役立つコンテンツを発信しています。
引き続き、お付き合いいただければ幸いです。